元宝塚歌劇団星組トップスターの女優で日本舞踊家、峰さを理(みね・さをり、本名・安田峰子=やすだ・みねこ)さんが30日に甲状腺未分化がんのため東京都内の病院で亡くなったことが31日、分かった。68歳だった。通夜・告別式は近親者で行う。複数の関係者によると、昨年1月に肩に違和感を覚えたが、コロナ禍で病院に行くのを見合わせ、7月に甲状腺未分化がんと診断。甲状腺がんの中でも1%程度のもので、進行が早く、昨年末には余命3カ月と告げられていたという。
正統派男役として1970~80年代の宝塚を彩った峰さんが、無念にも人生の千秋楽を迎えた。
複数の関係者によると、峰さんは昨年1月のコンサートに出演後、肩にこぶのようなものをみつけたが、コロナ禍の影響で病院に行くのを見合わせた。7月に診察を受けると甲状腺未分化がんが判明。もともと甲状腺が弱かったという。
甲状腺がんの中でも1%程度とされる希少な病気で進行が早いため、手術を受けられる状態ではなく、入退院を繰り返し、昨年末には余命3カ月と告げられたという。
それでも、3月16、17日の宝塚OGらのコンサートに出演予定だったことから「最後になるかもしれない」と覚悟して公演に意欲を燃やしていた。周囲にほとんど闘病を知らせていなかったようだ。故人の遺志で葬儀・告別式は親族で行う。
峰さんは1972年、宝塚に入団し、2年目で異例のスピードで新人公演に主演。83年、星組トップスターに就任し、「哀しみのコルドバ」「紫子」などの名作に主演。高い歌唱力と卓越した演技力の正統派男役として人気を集めた。
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