昨年６月にジャニーズ事務所を退所した元ＮＥＷＳのタレント、手越祐也（３３）が７月７日にフォーライフミュージックエンタテイメントからシングル「シナモン」を配信発売し、ソロメジャーデビューすることが２２日、分かった。関係者によると、同曲を皮切りに６カ月連続でシングル曲を配信リリースした後、年末に初アルバムを発売し、９月には初の東名阪ソロツアーを開催。念願だった音楽活動を本格始動する。
■再出発から１年
「もっと男としてチャレンジがしたい」と再出発して１年。手越がソロアーティストとして新たな一歩を踏み出す。
関係者によると、七夕から６カ月連続でシングル曲を配信。年末に初ソロアルバムを発売、９月に東名阪で初ソロツアー開催も決まった。２３日午後８時から自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「手越祐也チャンネル」で自ら音楽活動を発表。第１弾シングル「シナモン」を初披露するという。
■歌唱力評価されて
手越は昨年３月に発売されたＮＥＷＳのアルバム「ＳＴＯＲＹ」に、自身が書き下ろした曲「プロポーズ」が収録されるなどソロ曲は発表しているが、ソロ名義での楽曲発売は初めてだ。
タッグを組むフォーライフは、歌手の伊勢正三（６９）やほのかりん（２４）ら幅広い年代のアーティストが在籍する大手レコード会社。
同社関係者によると、今年に入って手越のファンクラブの運営会社から本人を紹介されたことがきっかけ。手越はアイドル時代から歌唱力に定評があったが、改めて同社の制作スタッフが歌声を聴き、音域の広さや安定感のある歌声に感嘆。手越も「自分のやりたい音楽に理解を示してもらった」との思いが強くなり、独立１年を機に新たな音楽チームと一緒に歩むことを決めた。
■第１弾曲「シナモン」
昨年６月にジャニーズ事務所を退所後の記者会見では「歌って踊れるステージに立つのが好き」と話し、主軸は音楽活動と宣言。その後はユーチューバーとして活動する一方、オンラインライブを行ったり、今年３月にファッションイベント「ＫＡＮＳＡＩ ＣＯＬＬＥＣＴＩＯＮ」でライブを行うなど地道に歌手活動を継続してきただけに、喜びもひとしおだ。
名刺代わりとなる第１弾曲「シナモン」は、真実の愛をシナモンの花言葉「清純」「純潔」に例えて歌ったミディアムテンポのラブソング。持ち味の伸びやかなハイトーンボイスが印象的な仕上がりで、音楽関係者は「ダンスナンバーがチャートの上位を占める昨今の音楽業界では新鮮に映る」と太鼓判を押す。
また、デビューにあたり、世界的歌手、ビヨンセ（３９）やテイラー・スウィフト（３１）らを手掛けた写真家、下村一喜氏（４７）がアートワークを手掛けるなど有名クリエーターが参加することも決まった。
実力派の華麗な復活劇に注目が集まりそうだ。
★７月３、４日に新曲披露…月イチレギュラー番組も
シングル発売前の７月３、４日にはオンラインライブ「２４時間ＴｉｋＴｏｋ ＬＩＶＥ ２０２１」に出演。生バンドをバックに新曲「シナモン」を披露する。同月１７日からは音楽専門チャンネル「スペースシャワーＴＶプラス」で手越がメインパーソナリティーを務める音楽番組「スペプラ手越」が月イチのレギュラー番組としてスタート。現在はスマートフォン向けの人気バトルロワイヤルゲーム「荒野行動」の全国大会のテーマ曲「ＡＲＥ Ｕ ＲＥＡＤＹ」も担当するなど大忙しだ。
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