声優の山寺宏一(60)がNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)にレギュラー出演することが1日、同局から発表された。朝ドラ出演は2018年前期「半分、青い。」、19年前期「なつぞら」に続き、3回目。過去2作は1話だけのゲスト出演だったため、朝ドラレギュラー出演は初となる。第20週(9月27日~10月1日)からの第3部「気仙沼編」に登場。気仙沼市役所の名物課長・遠藤克敏役を演じる。
女優の清原果耶(19)がヒロインを務める朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。
第3部は、百音は地域に根ざした気象の仕事に興味を持ち始め“あること”を機に地元へ戻ることを決意。ウェザーエキスパーツの気仙沼支社第1号の社員として故郷・気仙沼へ帰る…という展開。
山寺が演じるのは、悠人(高田彪我)の上司・遠藤克敏役。観光課と、住民のさまざまな要望に応える「はまらいん課」の課長を兼任。気象予報で地域に貢献しようと奮闘する百音にとっても心強い存在となる。震災直後に災害FMを立ち上げ、今も時々パーソナリティーを務める。
宮城県出身の山寺は「心のどこかで、いつかきっと宮城県舞台の朝ドラがあるのでは…と期待していたので、出演のオファーを頂いた時は『待ってました!』とあまりの嬉しさに飛び上がりました。しかも、気仙沼のことを心から愛している遠藤課長というキャラクターを演じることに。気仙沼編も絶対に面白いです!爽やかな感動をお届けすることお約束いたしますので、是非楽しんでください!」と呼び掛けた。
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