「どうにかなる日々」は、様々な恋愛模様とありふれた日常を綴ったオムニバス集。2002年から2004年にかけてマンガ・エロティクス・エフ(太田出版)にて連載され、現在は新装版の上下巻が発売中だ。アニメ化の発表に併せ、志村の描き下ろしティザービジュアル、特報PV、場面写真、スタッフ情報が公開された。アニメの監督を務めるのはアニメ「あさがおと加瀬さん。」や「フラグタイム」などで知られる
志村はアニメ化について「原作は地味な作品ばかりを集めたオムニバス形式の作品集です」「それなのに数多あるマンガの中から見つけ、アニメにしようと考え、細部に至るまで丁寧に関わってくださったスタッフの皆様には感謝しかありません」とコメントを寄せた。なお志村描き下ろしの特製クリアファイルが付いたムビチケカードが、12月20日より上映劇場にて販売開始される。
志村貴子コメント
原作は地味な作品ばかりを集めたオムニバス形式の作品集です。
描いてる真っ最中の私は別に地味に作るぞという意気込みで描いてはいないのですが結果的に地味と評されることが多いのです。
それなのに数多ある漫画の中から見つけ、アニメにしようと考え、細部に至るまで丁寧に関わってくださったスタッフの皆様には感謝しかありません。
そして個人的に気に入っている短編たちをひとつにまとめてくださいました。本当に頭が下がるばかりです。
読者の皆様にもご覧いただけたら嬉しいです。
上村晶(担当編集)コメント
この作品は15年以上前の作品ですが、今も全く古びない新鮮な輝きをもって、今も必要とされる物語だと感じています。
志村さんのフラットで優しい眼差しは、他者から見たら歪かもしれないけど大切にしたい気持ちや、日々生きることの愛しさにそっと光を当ててくれます。
今回、大きな愛情と理解をもって本作のアニメ化に関わってくださる皆さまに心から感謝していますし、私もわくわくしています。
たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです!
寺田悠輔プロデューサーコメント
「どんな恋愛も、どんな生き方も、全て“普通”だ」ということを映像で表現したくて、この作品のアニメ化に手を挙げさせていただきました。
志村先生の、フラットで、誰かを特別扱いするわけでもない、でもどこか暖かい視線は、きっと今の時代を生きる様々な人たちの人生に寄り添えると思います。
今回のアニメでは「かつて一緒にいたけれど、今はもう遠くに行ってしまった誰かを想う物語」を選ばせていただきました。
この作品を観ながら、皆さんの痛くて愛しい想い出を、劇場で抱きしめていただけたら嬉しいです。
アニメ「どうにかなる日々」
2020年初夏 期間限定劇場公開
スタッフ
原作:
監督:
演出:有冨興二
脚本:佐藤卓哉、井出安軌、冨田頼子
キャラクターデザイン:佐川遥
色彩設計:仲村祐栄(BeLoop)
美術コンセプト:伊藤豊
美術監督:齋藤幸洋
撮影:高津純平
編集:長谷川舞(editz)
アニメーション制作:ライデンフィルム京都スタジオ
配給:ポニーキャニオン
2019-11-20 09:00:00Z
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