合成麻薬のMDMAを所持した疑いで逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者について、警視庁はおよそ1か月前に情報を得て、行動の確認を進めていたことが捜査関係者への取材でわかりました。16日に帰宅した際、薬物は持っておらず、その後の自宅の捜索で見つかり、警視庁は以前から保管していたとみて調べています。
女優の沢尻エリカ容疑者(33)は16日、東京・目黒区の自宅マンションで、カプセルに入った合成麻薬のMDMAを含む粉末およそ0.09グラムを所持していたとして逮捕され、17日、送検されました。
「私の物に間違いない」と容疑を認め、以前から使用していたという趣旨の供述をしているということです。
捜査関係者によりますと、警視庁は、およそ1か月前に沢尻容疑者が違法薬物に関わっている疑いがあるという情報を得て、行動の確認を進めていたということです。
その結果、15日の夜に渋谷のクラブを訪れ、16日朝、帰宅した際に、捜査員が声をかけて接触したということです。
所持品を確認したところ薬物は持っておらず、その後行われた自宅の捜索でMDMAが見つかりました。
警視庁は、以前からMDMAを保管していたとみて、入手した時期や詳しいいきさつなどを調べています。
2019-11-17 08:58:54Z
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