東宝は8月3日、人気アニメ「おそ松さん」の実写映画を2022年春に公開すると発表した。ジャニーズ事務所所属の9人組アイドルグループ「Snow Man」が主演を務めるとあってネット上で大きな話題になっている。
監督は「映画賭ケグルイ」(2019年)や「ぐらんぶる」(2020年)、「東京リベンジャーズ」(2021年)など漫画原作の作品を多く手掛けている英勉(はなぶさつとむ)さん。映画では松野家の6つ子に3人のオリジナルキャラクターを加えるなど新たな要素を盛り込む。
おそ松役はSnow Manの向井康二さん、カラ松を岩本照さん、チョロ松を目黒蓮さん、一松を深澤辰哉さん、十四松を佐久間大介さん、トド松をラウールさんが演じる。映画オリジナルキャラクターのエンドは渡辺翔太さん、クローズは阿部亮平さん、ピリオドは宮舘涼太さん。3人は映画の「キーパーソンになる」(Snow Man公式動画より)という。
早朝の発表だったにもかかわらず、実写映画化はネットで大きな注目を集めた。Twitterでは3日午前に「おそ松さん」「SnowMan」「ジャニーズ」がトレンドの1位から3位を占め「松実写化」「オリキャラ」「原作ファン」といった関連ワードもトレンド入り。3日正午にSnow Manの公式YouTubeチャンネルで公開した特別映像は配信10分で視聴回数5万回を超えた。
まんがやアニメの実写化は原作を大切にするファンに嫌われる傾向があり、今回もオリジナルキャラクターを出して人数を合わせた点などをファンは複雑な思いで見ている。一方、下ネタ要素も多いおそ松さんだけに、Twitterでは「お尻出せるのか」などと出演者や事務所の覚悟を問う声や、Smow Manファンが内容にショックを受けないかと気遣う声も上がった。
一方のSnow Manファンはデビュー2年目とあって主演映画の決定を好意的に受け止めている人が多いものの、「Snow Manがネットで叩かれないか」と心配する声の他、「原作ファンに申し訳ない」といった複雑な気持ちをツイートした人も少なくない。双方のファンが異なる方向性で互いを気遣っていた。
Snow Manはジャニーズ事務所所属の9人組アイドルグループ。歌とダンスが得意で2020年1月のデビュー以来、舞台を中心に活動している。
おそ松さんは赤塚不二夫さんの漫画「おそ松くん」が原作のアニメシリーズで、20歳を過ぎてもクズでニートな松野家の6つ子が巻き起こす騒動を描く。
2015年10月から3期に渡ってアニメシリーズを放送。2019年にはアニメ劇場版を公開している。
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