フジテレビは20日、今年4月に放送が始まる月9ドラマ「イチケイのカラス」に、俳優の小日向文世と、女優の草刈民代が出演すると発表した。
民放連ドラでは初めて刑事裁判官が主人公となった同作。俳優の竹野内豊が主人公のクセモノ裁判官、入間みちお役を演じ、ヒロインとして、女優の黒木華が刑事裁判官、坂間千鶴役を務めることがすでに発表されている。
小日向が演じるのは、みちおが師と仰ぐ伝説の刑事裁判官、駒沢義男。任官してから30年以上ずっと刑事裁判官一筋というベテランで、いつもニコニコと笑みを絶やさず、ユーモアに満ちた温厚な人物だ。
出世コースに縁が無いまま、62歳にして東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)の部長止まりになっているが、実は有罪率99.9%といわれる日本の刑事裁判において、30件あまりの無罪判決に関わっている伝説の裁判官としても知られている。かつてみちおが弁護士バッジを捨てるきっかけとなったある事件の裁判にも深く関わっており、みちおと駒沢の知られざる過去が徐々に明らかになっていくという。
一方、草刈が演じるのは、最高裁判所判事の日高亜紀。最高裁判所長官1人、最高裁判所判事14人の計15人で構成される最高裁判所裁判官で、女性初となる最高裁判所長官のポストに最も近いと言われている超エリートだ。
そんな日高は、みちおが弁護士バッジを捨てるキッカケとなった裁判で裁判長を務めていた人物。長い月日がたった今でもなお、みちおにとって日高は因縁の相手で、日高にとってもみちおは目障りな存在になっている。みちおの人生を大きく狂わせた日高とは一体何者なのか? 最高裁のエリートの裏の顔が次第に明らかになっていく。
小日向は、みちおと坂間とのバランスについて「マイペースでほわっとしているみちおと、常にピシッとしている坂間。そして、ニコニコしながらそれを見ている駒沢。いいチームワークだと思います」とコメント。ドラマの内容に関しては「今までに見たことがない世界を知ることができる内容になっていますし、魅力的な俳優陣がそろっていて面白いです!」と胸を張った。草刈は、自身が最高裁判事を演じることに驚いたと明かし、「日本に15人しかいない特別な存在です。イチケイの個性豊かな裁判官とはまた違うタイプの裁判官の姿をお見せできればいいなと思っています」と意気込んだ。
一般的になじみが薄く、冷たいエリートと思われがちな裁判官と裁判所書記官の人間臭さや温かみのある活躍にスポットを当てる同作。2018年に発刊された漫画家、浅見理都氏の人気コミック「イチケイのカラス」(講談社モーニングKC刊)が原作になっている。
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