『劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』』公開記念舞台あいさつが10日に丸の内TOEIにて行われ、9日に公開された本作の初日観客動員数が2019年に公開された作品のなかでナンバー1だったことが発表された。
本作は、尾田栄一郎の原作による人気アニメ「ONE PIECE ワンピース」の劇場版。世界中の海賊たちが集う海賊万博を舞台に、モンキー・D・ルフィら麦わらの一味をはじめ、歴代オールスターキャストたちが宝さがしに火花を散らす。
舞台あいさつにはルフィ役の田中真弓をはじめ中井和哉(ゾロ役)、岡村明美(ナミ役)、山口勝平(ウソップ役)、平田広明(サンジ役)、大谷育江(チョッパー役)、山口由里子(ロビン役)、矢尾一樹(フランキー役)、チョー(ブルック役)、ゲスト声優のユースケ・サンタマリア(ブエナ・フェスタ役)、指原莉乃(歌姫アン役)、大塚隆史監督が登壇した。
9日に全国公開された『劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』』は35万6,052万人を動員し、今年公開された映画の初日動員数でトップに立った。田中は「嬉しいですね。皆さん本当にありがとうございます」と呼びかけると、ユースケも「『アベンジャーズ/エンドゲーム』よりも上ってことですよね?」とほか作品の名前を出して喜びを表現した。
アニメ放送20周年というメモリアルイヤーに公開された本作には、200以上のキャラクターが登場する。長年「ONE PIECE」に携わっている声優陣にとっても思い入れが強いようで、田中は「20年の歳月で敵だと思っていた人が味方になるかもしれない」と上映前の舞台あいさつだけにネタばれギリギリのトークで見どころを語ると、中井も「ゾロの戦いのさなか、因縁浅からぬ人がやってきます。そのときのゾロが可愛い」と発言する。
岡村も「流れてくる曲で20年間にあったことを思い出させてくれるので、すごくお気に入りで」とおすすめポイントを述べると、山口も「曲もそうですが、セリフの端々に20年間作品を追いかけていた人にはクスっとしてしまうところがたくさんあります」と期待を煽っていた。
さらに矢尾は「101分があっという間なので、瞬き禁止、耳の穴をカッポじって集中してほしい。特にスタートでのゲスト声優たちの芝居に引き込まれます」とユースケや指原の声の演技を絶賛すると、チョーも「ハンコックが蹴りを入れたところ……僕は好きです」と実演してみせて会場を沸かせていた。(磯部正和)
2019-08-10 06:10:00Z
https://www.cinematoday.jp/news/N0110477
0 Comments:
Post a Comment