2020年11月11日10時43分
【ワシントン時事】ポンペオ米国務長官は10日の記者会見で、「トランプ政権は2期目に円滑に移行するだろう」と主張し、3日の大統領選でバイデン前副大統領が勝利を確実にしたことを認めない姿勢を示した。ポンペオ氏はトランプ大統領の最側近として知られており、いまだ敗北を受け入れないトランプ氏に同調した形だ。
日本や欧州主要国などがバイデン氏に祝意を表明する中、米外交の司令塔を担う国務長官の発言は波紋を広げそうだ。ただ、ポンペオ氏はその後出演したFOXニュースでは「人々が(投票で)最終的にどんな決断を下したかを見守る」と述べるにとどめ、「2期目」への言及を避けた。
ポンペオ氏は会見で、トランプ氏が敗北受け入れを拒否していることは、諸外国に選挙の正当性を求めてきた国務省の立場を損なわないかと問われ、「(その質問は)ばかげている」と反発。さらに「すべての合法的な票を数えなければならない。合法でないものは数えるべきではない」と訴え、選挙結果はまだ出ていないとの認識を示した。
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