イスラエルと、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンが国交樹立に合意する調印式が15日、米ホワイトハウスで開かれた。長く敵対関係にあったイスラエルとアラブ諸国の関係改善が進み、中東の転換点になる可能性がある。11月の米大統領選を前に仲介したトランプ大統領は外交成果を誇示する狙いだ。
イスラエルは1948年の建国以来、アラブ諸国と対立。国交を樹立したアラブ諸国は1979年のエジプトと94年のヨルダンのみだったが、一気に4カ国に増えることになる。
米政府高官によると、調印式は仲介したトランプ米大統領が主催し、イスラエルのネタニヤフ首相と、UAEのアブドラ外務・国際協力相、バーレーンのザヤニ外相が出席した。
イスラエルとUAE、バーレーンはそれぞれ二国間の合意文書のほか、全当事国による「アブラハム合意」と呼ばれる文書に署名した。名称はユダヤとイスラム、キリストの3宗教の共通の父祖アブラハムにちなんだ。トランプ氏も「立会人」として署名した。
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