27日、ニューヨークで期日前投票をする人たち=ロイター
【ワシントン=中村亮】来週に迫った米大統領選で期日前投票が急増し、過去最多を更新している。フロリダ大の研究者のサイトによると、27日午後時点で6925万人と前回2016年の実績に比べて18%多い。有権者が投票所での新型コロナウイルスの感染を避けるため投票を前倒ししている。
フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授が集計した。内訳は4619万人が郵便投票し、2306万人が投票所での投票を済ませた。米メディアによると、期日前投票の規模はすでに過去最高になったという。
米民主党のバイデン前副大統領が期日前投票ではリードしているとみられる=ロイター
すでに投票した有権者の支持政党が分かる州のデータを分析すると、民主党支持者が全体の48.1%を占め、共和党支持者(29.1%)を大きく上回った。共和党候補のトランプ大統領が郵便投票を「不正の温床」と批判していることが、共和党支持者の期日前投票が伸び悩んでいる一因とみられる。
トランプ氏の支持者の多くは投票日の11月3日に投票所で投票するとみられ、激戦州を中心に民主党のバイデン前副大統領との攻防が激しくなっている。
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