新聞やラジオ、雑誌などで今、話題沸騰中の魔法の万能調味料「料理酒オイル」。料理酒とサラダ油を4:1で混ぜただけのこの調味料を使うと、家庭料理に「奇跡」が起こります! 野菜炒めは町中華のようなシャキシャキ炒めに、ハンバーグは老舗洋食屋ような肉汁じゅわっと系に、煮物や汁物も味が深まりコクウマに! このたび、考案者クック井上。氏が料理酒オイルを使った絶品レシピを紹介した「魔法の万能調味料 料理酒オイル いつもの料理が突然プロの味!感涙レシピ100」が出版されました。今回は、考案者のクック井上。氏に、料理酒オイルの何がすごいのかを改めてインタビューしました。(構成・文/井上敬子)
「料理酒オイル」を使うと、料理はどう変わるの?
新聞や雑誌、ネットなどで今、「料理酒オイル」が話題です。料理酒オイルとは、料理酒とサラダ油を4:1で混ぜた、万能調味料。
料理酒オイルの考案者で先日、料理酒オイルを使ったレシピ本「魔法の万能調味料 料理酒オイル」を出版した、料理芸人のクック井上。さんに、本書の担当編集者がくわしく聞きました。
――料理酒とサラダ油を4:1で混ぜた「料理酒オイル」。いったいどんな効果があるんですか?
クック井上。:いろんなお料理をおいしくしてくれますが、大きな効果はだいたい次の5つですね。
①火力が弱くても、鍋をあおれなくても、シャキシャキの炒め物ができる。
②炒飯や焼きそばが、パラパラになる。
③ハンバーグやしゅうまいなどのひき肉料理が肉汁たっぷりでジューシーになる。
④唐揚げやポークソテーなどのお肉がしっとりやわらかになる。
⑤肉じゃがや豚汁など、煮物や汁物が「こくウマ」になる。
――ほとんどの料理の悩みが解決しますね! 使い方で注意することはありますか?
クック井上。:料理酒オイルを入れるタイミングや量はお料理によって違いますが、いずれの場合も、使う直前に料理酒オイルを入れたボトルを数回振って、酒と油がよく混ざった状態で使います。たとえば、炒め物を作る時には、強火で熱したフライパンの上に、火が通りにくい食材から重ねて、上から料理酒オイルを振りかけたら約1分ほどそのまま放置します。その間に、熱い鍋肌に当たった料理酒オイルが上質なスチームとなり、野菜に火が通ります。その後、天地を返してまたしばらく置き、最後に調味液を加えてざっと混ぜるといった感じです。また、ひき肉料理に使う時は、最初にひき肉に塩と料理酒オイルだけを入れてよく練り、その後、他の具材も入れて練るようにします。コツを覚えればどんな料理への応用も効くので、まずは本書で基本を学んでほしいですね。
――クックさんは、なぜ「料理酒オイル」を考えつかれたのですか?
クック井上。:昔から、料理を作ることも食べることも大好きで、よく町の名店のカウンターに座ってはプロの方が料理を作るところを見ていたんです。すると、皆さん、油とお酒をすごく効果的に使っている。たとえば、中華料理のプロは、強い火力で熱した鍋に油を入れたら、食材とお酒や調味料を入れて鍋をあおり、一気に火を通します。スキルのない僕たちがそれをするのは難しいから、最初から「お酒と油」を混ぜておいたらいいんじゃないかと思いついたのが最初です。
――その後、炒め物だけじゃなく、もっと幅広いいろんなお料理をおいしくするという料理酒オイルの万能性に気づかれたんですね。
クック井上。:そうなんですよ。上に書いた5つの効果以外にも、お安いお米やちょっと古いお米がおいしく炊けたり、あめ色玉ねぎが5分でできたり…と、様々な裏ワザ的な使い方もできるんです。もう、我が家のキッチンでは手放せません。
――今回の本を出版されて、どんな反響が来ていますか?
クック井上。:「こんなに簡単なことで、シャキシャキの炒め物ができるんだ」と驚かれる方が多いですね。しかも、今まで野菜嫌いだった子どもさんがペロリと食べてしまったとか、ダンナさんに突然、料理がうまくなったと驚かれたとか、ご家族の反応がとてもいいようです。プロの方からも「これは大発明!」「とても理にかなってる!」とのお声を多数いただいています。料理酒オイルは本当に革命的です! 家庭料理の歴史は「料理酒オイル前」と「料理酒オイル後」に分かれることになると思いますね(笑)。
――私も、本を編集中から使い始めて、もう料理酒オイルなしの生活にはもどれないです(笑)。
*料理酒オイルの作り方や、使い方、具体的なレシピなどは、本書をご参考にしてください。
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